川の抱える問題点も孕みつつ、地形としての川と、人の記憶としての川の差異から現れる感情。それに起因する別段どこの川も変わらないのではないのかという錯覚のようなものを感じた。


 ここに並べられている断片をつなぎ合わせて新しい川を作ってしまいたくなる。

 ある主タイポロジカルな構図から見えてくるテクスチャーの差異がやはり川好きの僕としては面白かった。というか、6*6ですっきり収まる構図はやはりこうなるのだなと。

 やはり人が写っていないのはどこか味気ないなと勝手に思ってしまう。いや、別に全然悪くないんだけど、そう思ってしまうのだよ自分は。