2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

よく「何事にも意味は有るよ!」なんていう励ましの言葉を耳に、目にする。 自分も何事にも意味があるのではないのかという意見を尊重しないわけではない。その意見に至るまでにはやはり思考の循環が不可欠なのではないのかと思う。 初めにそう思う事は人生…

先日、仕事で中学校の文化祭へ行った。 明らかに自分の年の頃とは人数が減っているように思う。 彼ら一人一人がどの様なことを考え、どのような方向へ向かうのはまだまだ未知。希望、夢、絶望、平穏、迷い、何もかもを持ち合わせているであろう彼らは僕の眼…

微妙に眠いという事は物凄く眠いという事をはるかに上回る厄介さを孕んでいる。 微妙に眠い。裏を返せばまだ起きていられるという思いに繋がる。それは、やらなければいけないであろう事を片付けられると言う思いに昇華され、それを行おうとする。 その、や…

物事の主たる要因を追求する事が稀にある。「車に引かれそうになった時」「偶然にも知人に会った時」それは自分の事だけでは留まらず、「戦争で不運にも無残に亡くなってしまった人の事」「車で突っ込まれてナタで襲われた生徒の事」 フとした瞬間にコレはど…

今回は主に三浦氏の意見をいただいた。前回はタイミング悪く氏が病欠だった為見せられなかったので、とても収穫が大きかったのではないのかと思う。 自らシークエンスを組んだ写真と、それ以降に撮影、プリントをした作品を別に置き見ていただく。 大胆に、…

土曜からまともに寝ていない。一般の人の2日分も寝ていないような気がする。と言うよりも時間で言ったら12時間内、自宅のベットで寝たのが3時間だ。 そんな状況で今日は写真史研究家の方に批評されに行く。優しい方なので酷く落ち込む事は無いであろうが、こ…

自分は良く人に「孫子似ですね。」と言われる。正直あまり嬉しくないが、今となっては一つのネタとして活用させていただいている。 最近、テレビニュースなどで彼の裁判の進行状況などを会社のテレビなんかで見ている時に、ある一つのどうしようもないアイデ…

彼女は1メートル以上有るであろう髪を布キレで結い、また布キレでこさえたであろう衣服をまとっていた。そして、顔には謎のペインティングを施していた。例えるのであれば、それはインドの修行僧「サドゥー」の様であった。 彼女は対岸の森を住まいとしてい…

天気は優れない。故に自分の心も中々に優れない。 以前撮らせていただいた方に写真を手渡しに行く。大変喜んでいただいた上に、お褒めの言葉を頂きとても嬉しい気持ちになれた。 酔っ払って無くしてしまった国交省発行の資料を再度いただく。 猫をあやしつつ…

今更モノクロをやるんだったら逆に古典的ドキュメンタリーをやったほうが良い。今更壊そうなんてほぼ不可能。もう、うん十年と前から営まれているのだからほぼ全ての技法が既存に過ぎない。 こんにちは伝統芸能的写真ドキュメンタリー で、カラーやるんだっ…

自分の中に沢山の自分が介在して、状況や人間に対して使い分けているという事は無いだろうか。 交友度や、現状況における期限などももちろん関係してくるのは当たり前として、その人間に対して自分はこうでなければいけないのだとか、ここではこの自分でいよ…

季節と言うものはソロソロと忍び寄り、気付かぬうちに正体を現すものだ。しかし、日々目を凝らし、耳を澄まし、敏感肌な私・・・そんな感じで、日常を送っていたら気付く事は容易なのではないのかと思う。 生活の環境にもよるかもしれないが、そうやって生活…

amazonに洋書を1ヶ月ほど前から注文していた。Tibetan Portrait: The Power of Compassion作者: Phil Borges出版社/メーカー: Rizzoli発売日: 1996/04/15メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る が、残念な事に在庫が無いらしく購入不可と…

ヒントは多い方が良いに決まっている。なので、今日は写真展を鑑賞して来た。タダだからね。貧乏人には嬉しい限りだ。 小西淳也写真展 「子供の時間」子供の時間―小西淳也写真集作者: 小西淳也出版社/メーカー: 梧桐書院発売日: 2006/10メディア: 大型本この…

様々なインスピレーションは日々の断片より採取できる。 歩いている最中、電車の中における人間観察、音楽や映像による啓発。ふとした瞬間に言葉が、イメージが浮かび上がり、頭の片隅に身を潜める。あるときは潜めすぎてその言葉やイメージを忘れてしまう。…

人間の進化は、退化である。 科学の進化はどこまで進むのか。その先にあるモノは何か。 どこまでも進歩し続ける科学に人間は追い越されはしないのか。ついには人々は人々との接触をもデジタル化し、直に肌に触れる事は稀になり、体温を感じる事すら忘れてし…

今日も内階段を往復、汗はこれでもかと言うほど噴出す、異様な匂いが辺りを包み外へ出ると気持ちの言い風がそれを一瞬にして冷やしていった。そして、僕は風邪を引いた。ありがた迷惑新陳代謝。 永いこと一つの会社でアルバイトしていると位もやはり上がり、…

僕は北海道のクソ田舎で18年もの年月を過ごした。まだまだ人生の半数以上を占めている。そして、その記憶は雪に埋もれて刻々と薄れていくだろう。この思いもまた薄れていくだろう。 日本の郊外がドーナッツ化していくとか、何キロに一つはジャスコがあるとか…

時間によって変化、進化、退化をするすべてのものが芸術ではないのかと。 木々や草花、都市や地表。そして、人。 そのありとあらゆるモノが元祖芸術ではないのかと思う。そして、その溢れる芸術を僕らはタダ、カメラという機械で複写しているだけではないの…

六郷土手の多摩川岸には多くのホームレスが生活している。その中の一人との会話で、「頭ごなしに出て行けでは無く、日当8千円位の仕事をさせて、その中の5000円を国がその個人に渡さずにどこかで貯めて、出て行く時に初期費用の様にして渡すべきだ」 と言っ…

めでたく半年振りに2連休だ。 昨晩はいつ寝たか解からないほど自宅で飲酒。大家から苦情が来ないのが謎であったが久しぶりに浴びるほど酒を飲み大いに笑い楽しさの極みであった。 昼過ぎに友人二名と渋谷で別の友人の結婚式のゼロ次会会場探し。やはりオシャ…

こんなタイトルだと誤って観覧してしまう人続出だと思いますが、ご期待には沿いません。即刻観覧を中止してください。さもないと後悔します。 昨日初めてショッピングクレジットとなるものを利用した。やはり、そういったものには抵抗があり、今まで一度も利…

今世界的には右傾化が進んでいるように思う。ナショナリズムである。 そして、ドキュメンタリー写真(報道写真)の世界でもなにやら変化が起きている様に思う。 ワールドフォトプレスをはじめ、そういった大きな報道写真コンテストの様な所の写真を見るとやは…

東京へ来て以来年下とは一回も会話をしたことが無い。同年齢の人とも数回しかなく、特に男性となるとほぼ皆無であった。 しかし、そんな状況を昨日やっと打破できた。実に久しぶりに同年齢方と会話をすることが出来た。 出来たというのは、「もしかしたら自…

僕らは地球という名の虫篭で飼育されている生命体に過ぎない。実験用、観賞用、どちらかは解からないが宇宙という世界の中に無数あるであろう虫篭の中の一つに過ぎない。 たまに起きる奇怪現象。ミステリーサークルは僕らが虫篭の中に指を突っ込むかの様に、…

写真界においてもヒエラルキーは存在する。 特に森山大道氏のヒエラルキーは途轍もない大きさである。他にもアラーキー派や蜷川実花派などが代表格であろう。それらの構成員はやはり、憧れにも似た気持ちでシャッターを切り、頂点を目指そうとする。それが不…

季節豊かなこの国に生まれた。 この季節は人の心を揺さぶる。どの様な決断もこの季節には集中している様だ。友人が立て続けに2人結婚を決めた。同郷が里へ戻る事を決断した。 何がどう作用して人の心を変化させているかは未だに不明だが、確実にこの季節に…