天気は優れない。故に自分の心も中々に優れない。

 以前撮らせていただいた方に写真を手渡しに行く。大変喜んでいただいた上に、お褒めの言葉を頂きとても嬉しい気持ちになれた。
 酔っ払って無くしてしまった国交省発行の資料を再度いただく。

 猫をあやしつつ、酔っ払っているばあちゃん方を窺い声をかけようか思案。声をかけたは良いが、あまりにしつこく若干萎えつつも、3本撮影する。帰り際にしつこかった方の方に名前と住所と電話番号を書けといわれ従う。

 やはりあまり信用はされないのだなと、解かってはいながらも凹む。


 秋も深まった多摩川にはカップルが多くやけに目に付く。彼らにもまたストーリーがあるのであろうが全く推測が及ばない。お笑い芸人志望であろう二人は川に向かってネタ合わせ。中々上手くいってない様子だが、それを遠巻きに見るのは中々に愉快だ。

 一度で良いから多摩川沿いの掘っ立て小屋風の酒場と思わしきところでビールでも飲んでみたいものだ。

 猫の声のまねをしたら3匹も集まって足に擦り寄られた。猫の声はマスターしたのかもしれない。にゃーでは無く、にぃぃんと言うのがミソ。