多摩川論

晴れ、秋のはじまり感じる様な気候に足取りが軽くなる。吹く風の心地良さや茂る草木の香りはやはり多摩川であるという思いを懐かしさと共に感じる。久しぶりに稲田堤にきた。 昨日の雨で流されてきた流木や小さな枝が水の流れを想像させる。しばらく歩いてい…

御岳でカヤック体験。1000¥の水中用レンズ付きフィルムで撮影。画面が水中とそれ以外という表現が正しいか解らないが、名前を失念してしまったがそんな写真家がいたのを思い出して撮ってみたり水中から空を撮ってみたり色々27枚で試してみた。上がった写真…

Main Gallery 「多摩川をなぞる」 [Tracing the Tamagawa]「多摩川をなぞる様に歩いてきたこの数年の間に景色は随分と移ろっていった。だけど、写真を見ればその時の事を思い出す事が出来る。あの人と話した言葉、あの時に嗅いだ匂いや日差しの角度。人の表…

花見をしている人を観てきた。最後に二子玉辺りで近くのマンションの管理人を撮った。休憩中に煙草を吸いに来ていた。遺影になるかも知れませんねって言っていた彼の頭は真っ白毛

春はまだまだ遠い様に感じられる風が肌をすり抜けていた。日差しだけは眩しくて、春分の日を河川敷で過ごす人達が一層眩しく栄えて見えた。猫が日向で寝ている姿は可愛さの固まりで、隣でいそいそと昼食の準備をするホームレスの老人すらも愛嬌をもって見え…

登戸から下丸子まで歩いた。途中機の降りをしている子供を撮った。天気は曇りっぽい感じ。

12/31川崎ー新丸子 1/1登戸ー京王多摩川

久しぶりに多摩川へ行った。古里から歩いて最終的には御岳でそれほど美味しくはないけれど、何故だか行くと食べてしまうミタケラーメンを食べる寸断だ。天候は良好。12時にはついて歩きはじめた。 12月も終わりとなるとここら辺でも霜が降り、日陰では正午を…

風も冷たくなってきたが日中は歩いていると少しだけあったかい感じだった。晴れ。 人は沢山いた。バーベキューをやっているグループが一組だけあって感動した。 鳥を撮ってる人が沢山いた。 登戸か二子新地かって言われたら二子新地だろうってか、東名高速の…

あまり行った事がないであろう拝島左岸を歩く。川沿いの大きな公園は何やら居心地が悪い雰囲気だった。ひたすらにはムラへ向かっている途中わんぱくな少年三人を撮り、猫を大量に発見した。風邪をひいた。

雲が満ちていた気がする。あの娘に会えるかもしれないという思いは勿論あった。なので和泉多摩川行ってきました。 登戸で降りて川へ向かうとバーベキューの匂いがした。そろそろバーベキュー納めかなと思いながら橋へ向かう途中、何かの集会が行われていた。…

2時くらい。久しぶりに京王線稲田堤から歩きはじめる。雲の形がドラマチックで時折覗かせる太陽に露出の制御を支配されるのも悪くないと思える穏やかな風と大気は秋を感じさせ、虫達の鳴き声も夏から秋へと変わっていた。そんな日。 2課程前の台風の影響で水…

台風が延々として東京に到達しない奇妙な天気。雨が降ったかと思えば止み、青空が空一面に広がる。そん中何となく増水した様子が見たくて横浜へ行く途中で東急東横線多摩川駅で降りてみた。 川沿いには行く宛の無い初老の方々がポツリポツリと座っていた。川…

本日より雑誌カメラ・ライフのwebサイトにてコラム「多摩川をなぞる」の連載が始まりました。月一ペースで短い文章と写真を掲載していきます。お暇な時などに読んでいただけたら幸いです。http://cameralife.jp/

奥多摩湖の奥まで歩く。目標はドラム缶橋だったが残念な事にたどりつけなかった。 今度は二日休みにしてひたすら歩いて、適当な民宿で泊まって歩くってのやってみたい。

晴天。刺す様な熱さに負けながら河口を目指す。 河口への道は6月に通れる様になっていて、芝の養生が行われていた。羽田が先に見え、脇に川崎の工業地帯が見えるそんな場所でまさかの海水浴をしている親子がいた。大丈夫なのかと思った。 少し戻って浮島公園…

雲が空全体に広がり、時間と共にその厚さは増していった。歩くにはちょうどいい。そんな白丸-奥多摩散策。 白まるで降りるのは多分初めてだ。山なのに海沢という地名で釣り堀カフェや発電所があって面白い。養殖場のヤマメやイワナがいけすでグルグルと回っ…

晴天。新丸子で降りる。いつもここでは毎年春と秋にBBQをしている。(一緒にしてくれる人募集中) さすがに私は夏にはしないが、この時期がやはりBBQピープルが多く至る所で肉の匂いがする。高校生くらいの子達がビックマンを傍らにしていたり、少し良さそう…

どうやら多摩川へ行っていたらしい。しかも携帯電話を忘れてたっぽい。そして、zineの写真を撮ってた。

天気は曇天、ゴールデンウィークなので丹波山村まで向かった。鹿肉が名物らしいので食べてみるがいまいちだった。ついでに近くにある温泉に入ってみたがこれもまたいまいちだった。何だか悲しいというより愛くるしさに似た何かを感じずにはいられない。唯一…

快晴。昼過ぎから雨になるという予報もハズレ、少し強い風に吹かれながら川崎側を河口に向かって歩いた。 久しぶりに平日に多摩川に来た事を思い出して、前はいつだったろうかと考えていると、学生の頃、7年か8年前じゃないのかと思えてきた。 平日にも関わ…

晴天、日差しが心地良く上着を脱ぎ捨てたくなる様な陽気。 東急多摩川ではモデルの撮影会が行われていた。その脇をカメラをぶら下げて通り過ぎるのに何故かこっちが緊張してしまう。そして、何故だか数人がこっちを見てくる。それが何故か怖い。「ごめんなさ…

快晴。雲も少なく梅が咲き始めていた。風は心地良く、気温も過ごしやすい。 若干の二日酔いを感じながら人は撮らずにのんびり歩き始めた午後二時、川のそばをひたすらに歩きながら水に触れてみたりしながら歩いていた。 ちらりと見えるシートットを避けなが…

昨日未明からの雪に興奮し始発で多摩川へ向かった。辺りは暗いが、一面の雪景色だけは確認出来る。若干溶け始めた雪に足下をぐらつかせながら和泉多摩川を歩いてみる。 三脚でハッセルを使う事が無いのでもの凄く撮影に違和感を感じながら適当に撮っていると…

日差しは強く冬晴れという言葉がぴったりな澄んだ空気だった。 日野辺りから川沿いを初めて歩いた。この辺りの凹凸が少し特殊でそこを歩くのは初めてだった。自然再生工事施工中というのぼりがを見ながら、「自然を再生する為に工事をするという事は、以前は…

曇り、というより雨ともみぞれとも解らない何かが降っていた。 雪が積もっていると思い意気揚々と出向いたが、予想を遥かに超える無さに驚いた。昨日の雪の名残として雪だるまの下半身部分のみが放置されていた。

快晴。しかし、雲が左岸から押し寄せた異様をたまに隠す。てか、それは快晴ではない。 六郷土手から歩き初めてすぐにヘリコプターのラジコンを飛ばしているおじさんに出会う。陽気な様子の彼は少しだけ酔っていた。25カ国をこれまでに旅をし、若い頃にはサラ…

曇天。風が冷たくすぐにでも帰りたくなる様な陽気の中サバイバルゲームを楽しむ若者6名がいた。サバイバルゲームと聞いて想像する様な服装ではなくとても都会的な格好をした彼らは普段お台場などの海岸で楽しんでいるそうだ。 装備している火器もバラバラで…

曇り。たまに太陽が顔を出すあたりがいじらしく厄介だ。京王線多摩川はいつもに増して閑散としちらちら見えるのは凧揚げをする家族くらいだ。 てくてく歩いていると不思議な見た事の無い鳥がいた。いくら近づこうとも逃げる気配もなく目の前で煙草を吸ってフ…

快晴、陽も沈み始める午後三時、小田急線和泉多摩川。春から秋にかけてはバーベキューでにぎわう高架下も今では誰もいない。一組だけ季節外れのバーベキューをしていた人達には少しだけ感動した。 大掛かりな工事が行われ堰の様相も変わっていた。 陽の傾き…