2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

先進諸国がいくら必至に環境問題を訴えようとも、それを改善しようとも、世界を見渡せばそれに追いつく術も無いにも関わらず、先進諸国から受ける影響により発展を遂げ、処理しきれないモノコトをさも当たり前のように繰り広げ、生活している国なんてものは…

Privacy作者: Dayanita Singh出版社/メーカー: Steidl発売日: 2004/03/01メディア: Flexiboundこの商品を含むブログ (1件) を見る インドを写した写真にしては珍しい裕福な人々の生活を優しいポートレートと、室内風景でまとめた作品。名前からして自身も裕…

本当はどうでもいいのかもしれない。 世界で貧困が、飢餓が、戦争が、内戦が、環境問題が、問題視されていようと僕がこの世で生を受けて生きていられるのであれば、その全てはどうでも良いのかも知れない。 しかし、僕はドキュメンタリー写真家でありたいと…

僕には驕りがある。 僕はナルシストである。 僕は差別者である。 この三つにより僕は今写真をやっていけるのだろうと思う。

始めて自分の写真をもう見たくないと思った。 人の涙を何度となく観る事、撮影の時には気づけなかった事、その全てが如実に変な現実味を帯びて僕の中へ入ってくる。 辛くて辛くてしょうがなかった暑さが、ある一方では僕を盲目にし、重い何かを感じさせてい…

時間寝て仕事へ言った後、朝に帰りビールを飲み。10時間寝、仕事へ行き・・・と全くもって訳の解からない生活である。が、こんな生活をしている不意に日本へ吸い込まれていくといった感覚に陥ると共に、脳みそがしっかりしてくる。体は・・・言わずもがなだ…

写真というものは現実の一部誇張に過ぎない。 こんな簡単な言葉を「言葉」にして出すのに酷く時間がかかってしまった。

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5月も終わり。外気は45度を越え、荒涼とした大地がむき出しに照らされている。 この時期から自殺者はの数は増え始める。農薬や、苗を買う賃金とは反比例して年々下がる綿花の値段。その末の選択肢が自殺というのは実に悲しい事実だ。 未だに、克明に、脳裏に…