2006-01-01から1年間の記事一覧

皆が一年間にやるべき事をないがしろにし、それが積もり今年最後のつきに一気に片付けてしまおうとする。 掃除、買い物、人間関係、その全てを修正するように何でもかんでも年末だからといって片付けてしまおうとするから忙しくなるのだ。 そして、その腹い…

田舎の友人から電話があった。「今年帰ってくるんだべ?」 俺が今年帰るという情報をどこかから聞きつけての電話をわざわざかけてきてくれたようだ。「気をつけて帰って来いよ。」そんな言葉を彼の口からまさか聞くとは思わなかった。 防波堤でつるんで煙草…

軽くアルコールを摂取する。激しめの曲をかける。煙草を一本。 それだけ。 なんだか今が年末だという感覚に陥れない。周りを見ても別段いつもと変わらないようにも思えるし、自分の労働状態もいつもと変わらない。後何日かで終わるというのに何もいつもと変…

ある種の確立しすぎた自己の思想というものを語る時それはあまりにも空虚で、吐けば吐くほどに嘘っぽく現実味を失っていく。 そういった現実はやはり誰の胸にも備わっているもので、それを抑制しようと思い一人無口になろうと信じるのだが、その確立した思想…

今日は嬉しい給料日のはずだった。それは一つの計算違いによってもろくも崩れ去ってしまった感情の断片に過ぎないのであった。 35万から20万借金で消え、とりあえず4*5を200カット買うという漠然とした思いによって6万消え、いつもどおりの感材費に2万消え、…

多摩川は今日も晴れ。人はまばらで年かさの増した人ばかりでなんだか少しがっかりだが、仲のいい年の離れた少年少女達の笑顔にはとても救われた。 あまり裕福そうな風貌ではなく顔や衣服には泥が付いていてなんとも現代にそぐわない風貌であった。終始「欧米…

多摩川が多摩川である所以。それは何か? 僕が多摩川に行って勃起するほどの思いに駆られるのは何故か? 多摩川に住むホームレスの目が大概優しく見えるのは何故か? 日本の河川において、多摩川はどういった位置ずけなのか? 多摩川らしさって何? 人が多摩…

川の抱える問題点も孕みつつ、地形としての川と、人の記憶としての川の差異から現れる感情。それに起因する別段どこの川も変わらないのではないのかという錯覚のようなものを感じた。 ここに並べられている断片をつなぎ合わせて新しい川を作ってしまいたくな…

いつ死んでも後悔する人生

ラジオから聞こえてくるクリスマスソング、街に溢れる酔っ払い。ああ年末なんだなと、慌しい日常の中で確認できる。 後一回の支払いで謎の借金が終了する。ラスト二ヶ月は一気に20万を振り込まなければいけないのでかなりキツイ。来週の月曜まで冷蔵庫に潜む…

コンスタントかつ永続的に、自ら自らに刺激を与え続ける事。それによりある種のフラストレーションが蓄積され、それをある一定量まで貯める(貯めざる終えない)事によってある一定の緊張感を保ち続ける。 それは一人で行うことも出来るが、ある種の仲間的な要…

写真の現在3 臨界をめぐる6つの試論 Photography Today 3: Resolution/Dissolution 2006.10.31-12.24 http://www.momat.go.jp/Honkan/PhotographyToday3/index.html 小野 規さんと、北野 謙さんが気になった。 小野規さんの作品は実にトラディショナルかつ…

「こんなもん撮ったのかよ」と言う言葉にはかつて「金もったいなくない?」というような意味も孕んでいるのではないのか。 これからの「こんなもの撮ったのかよ」にはどういった意味が含まれてくるのだろう。というよりも、「こんなもの撮ったのかよ」という…

日々目まぐるしく回っているお金の流れ。広告が購買意欲をそそり、そそられた人間がそれを手に入れる。そして、また新たな何かを求めるが故に時間を割いて体を売って、お金を稼いで消費していく。 愛が足りないといっている方々。彼氏が気に食わない女性に、…

曇天、小雨交じり、平日、午前10:30、多摩川にはホームレスと工事現場作業員以外は誰も居ない。 寒くて手がかじかみ下手な写真がなおさら下手にでもなりそうな気もしてくる。 眼前には刈られたばかりのススキが雨に打たれていた。 誰もいないグラウンドのベ…

約1ヵ月半ほど休みが無かったので頼んで休みにしてもらった。 頼んでみたは良いが明日は雨のようだ。何の為に休みにしたか良く解からない。 写真が撮りたくて撮りたくてしょうがない。多摩川に行きたくて行きたくてしょうがない。 年始に実家に帰る。撮影も…

今朝の夢。 何故か居酒屋のカウンターで誰だか解からない女性とセックスしてた。そして、何故か隣にいる友人にきつくしかられる。そして、話は一気に飛んで、イカリヤさんが登場して話をしていた。どうやら親戚という設定のようだ。 コニカミノルタサロンと…

新宿歌舞伎町前スタート、明治通りを右折して甲州街道を右折、ファーストキッチンの交差点を右折して、大ガードを右折してゴール。コレを5周して、勝敗を決める。 信号は守ろうが守るまいが関係ない。時間は朝5時開始。 コレを毎週一回やってれば徐々に人が…

世界を肯定的に見る唯一の方法としての側面と、否定的に見ざる終えないという現実の確認と、それの提起をするための手段という側面をもっている。 故に、自分は写真というものを通して社会との接点を探しているのだと思う。 こう書くとかっこよさげに聞こえ…

写真は一瞬にして絵画のある一定領域を凌駕する。故に写真が絵画をまねてみたりといった行為をしてはいけない。 写真は写真独自の写真芸術にのみ意味を為す。

やはり年末ともなるとアルコールを摂取する頻度も格段に向上する。 その際にやはり写真は欠かせないのだ。欠かせないのだがフィルムコンパクトを持っていないので買ってやった。衝動的に買ってやった。ビックミニ3500円 以前にも持っていたのだが、雪道であ…

多摩川はいつもの陽光に包まれていた。橋の下ではなにやら河川工事真っ只中で、その少し上流にはホームレスの豪華な家が3.4件軒を連ねていた。その中でも一期は目を引く犬屋敷。改めて取材に行く事にする。 木に登り何かの指標を撮影していると、下で飯を食…

「全てにおいて意味がある」は「全てにおいて意味が無い」という事の裏返しではないか。 全ての事に意味があり、それが連結していると仮定した時にある一つの事柄において全くの意味が無いことが明らかになった時、全ての事柄において意味がなくなるのではな…

差別は良くないと口にしてみたり、思ってみたりはしているものの、実際の所差別心と言うものはどうにもぬぐいきれない。 差別も区別も一緒くたに考えてしまっているからなのかもしれないが、あの人は違うだの、俺はこうだのと色々と思ってしまう。それによっ…

web写真で更新頻度の高いモノには二分して、主にストリートスナップ系と、プライベート系があると思う。 自分としては下手にストリートスナップを毎日の様にアップするよりかは、プライベートな写真をアップしてくれている方が見ていて楽しい。 それは自分の…

かつてのプリントの酷さ、ひいてはネガの粗悪さに四苦八苦する。 再プリントほどテンションの上がらない行為は無いなと思っていたが、案外前のプリントより明らかに良く上がると若干上がる。 ゆっくりしっかりやっていく事は確実だと。そして、これからはそ…

あまりにも似た発言に正直驚いた。 濱上 英翔さんの発言 「・・・ 僕等は唯、写真機の手足に過ぎないのだと思う。 撮影機を運び、距離を捻じ込み、唯、ボタンを押す。 刹那の化石は、川底の砂金を掬うようなもので。 相対から生まれる価値にすぎないのだから…

馬鹿じゃねえのとか、どうでも良いジャンとかで一蹴してしまいたくなる現実ばかりでどうしようもないけれど、それで終わらせてしまってもそれこそつまらない。 最近、と言うよりも昨日からどうでも良いっちゃどうでも良い写真を撮り始めた。カメラにフィルム…

もともとあの公募は好きではない。おまけに良い噂も聞かない。 説明の所に現代アート的な作品も押していきます。的な事を書いているのを始めて知った。ので、良かった。 まず写真じゃないものが多い。オブジェみたいなものがあって軽く引く。荒木氏が選ぶの…

やはり人間の目というものはきれいなものを好む。よって、画素数が高かったり、高級な機種で撮った写真のほうが見栄え的には良いと考えられる。 ある所に貧乏だがめちゃめちゃ作品が良い青年と、金持ちの割りにろくでもない作品しか作らない青年がいたとして…