web写真で更新頻度の高いモノには二分して、主にストリートスナップ系と、プライベート系があると思う。

 自分としては下手にストリートスナップを毎日の様にアップするよりかは、プライベートな写真をアップしてくれている方が見ていて楽しい。
 それは自分の中に他人の生活への詮索欲の様なものが有るからかもしれない。

 部屋の中で撮られたであろう写真を元に部屋の間取りを想像したり、登場している人物の頻度によってどういった関係かを想像したりと、その詮索は留まる事が無い。


 きっとこういった感情を抱くのは自分だけではないだろう。そして、そういった写真をアップしている人の中には自己掲示欲、しかも極プライベートなものを見せて自分の生活を少なからず自慢ではないが、人に見せ付けたいと言う感情があるのであろう。もしくは、羞恥心のようなものがたまらないのかもしれない。

 その二つの欲の需要と供給が合致しているからこそ続けられるのだろう。アクセス解析などによって何人見ているだとか、いついつ見られているだとか言う情報によって見られているという感覚。感覚が快感へと昇華されて継続されているのだろう。


 人の生活を見て羨んだり、嫉妬したり、笑ったり、憧れたりするのは異常ではなく正常な事だと自分は思う。ある種そういった行為をしている人たちは僕にとってのアイドルのようなものだ。