やはり人間の目というものはきれいなものを好む。よって、画素数が高かったり、高級な機種で撮った写真のほうが見栄え的には良いと考えられる。

 ある所に貧乏だがめちゃめちゃ作品が良い青年と、金持ちの割りにろくでもない作品しか作らない青年がいたとして、どちらの写真の方が評価されるだろう。いや、評価されるべきはもちろん前者の方であるが、それが正当な評価を受けられるのだろうか。


 フィルムの場合は自分の技術や能力で何とかしなければいけないという、ある種平等な関係だった。しかし、デジタル時代に突入したらどうだろうか。金が有れば高画質は手に入る。無ければそれまで・・・と、切り捨てられかねない。
 僕はデジタルカメラが写真をダメにしてしまうのではないのかと危惧しています。


 でも、35と、4*5の画質の違いのようなもので片付けられてしまうのかもしれない。しかし、被写体がそのカメラ高けーから俺しっかりするぜ!的な意気込みでカメラに向かうことは無いだろう。いっその事無駄にカンプでも被れば別の話だが。