Reminders Project+pdfX12主催

第三回Reminders Showcase「見る機会」

写真によって真実を生き返らせ、人々の感情と繋がらせる

ポートフォリオレビューとプロジェクトスクリーニング
どなたでもご参加頂けます。|参加受付開始しました。
リマインダーズプロジェクトは「広く伝える」「様々な視点を求める」事を基本とし、発表の拠点やスタイル、写真家の国籍、キャリア等にこだわらず活動を続けています。

今企画はフォトジャーナリズムの世界のなかでも世界の主流メディアから排斥された人々のストーリーを伝えることをライフワークとし活動する写真家のプロジェクト、或は写真家がアサイメントとして取り組む仕事の軌跡を見る機会をつくることを目的として開催します。限られたスペースでは窺い知れないその仕事の全体像を見るプレゼンテーションから、取り上げられているプロジェクト、アサイメントの主題、被写体への理解を写真で深める機会作りを目指します。

また、今後の更なる活躍が期待されるフォトジャーナリストたちと一般の参加者の方が一体となって行うポートフォリオレビューの時間も設けます。

更にリマインダーズプロジェクトが今年から取り組んでいるオンラインから毎月1本のフォトドキュメンタリーをpdf版で配信するpdfX12|photo documentary folioX12の寄稿者から寄せられた独自のプレゼンテーションをpdf上では公開出来なかった更なる写真とともに見る機会を作ります。この企画はフォトジャーナリズム、フォトドキュメンタリーのプロジェクトをあらゆる角度から「見る機会」を作り、国際的な幅広い「情報を共有する場」を作ることが開催の目的であり「現場からの報告会」の様な要素は含まれません。
□ 会期: 12/1(土)、2(日) 12時正午〜午後9時閉会(途中休憩あり)

場所:恵比寿ガーデンプレイス内 東京都写真美術館 1階創作室
○JR恵比寿駅東口より徒歩約7分(動く歩道使用)

□ 主催:リマインダーズプロジェクト+pdfX12|photo documentary folioX12

□ 参加費:二日通し1,700円(1日、2日のいずれかのみ1,000円|※1日と2日はそれぞれ上映作品内容が異なります。下記内容詳細をご確認下さい。)

□ 参加申し込み/お問い合わせはメールでinfo@reminders-project.orgまで(折り返し返信が届かない場合はエラーによりメールが到着していない事など考えられます。その場合はg.youme@gmail.comまでお送り下さい)

定員60名程度。どなたでもご参加頂けます。スペースに限りがあるため事前に申し込みを受け付けております。お名前、メールアドレスを添えて(両日参加希望、或は参加希望の日を指定の上(上映スケジュールは下記を参照下さい))、上記メールまでお申し込み下さい。
当日参加予定者:
写真家:後藤勝、佐々木康、イレーネ・キャロリナ・ヘレラ、ジェームス・ウィットロー・デラーノ、高木佑輔、新拓生、山下隆博

編集者:朝日教之(朝日新聞社朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員)、後藤由美(pdfX12|photo documentary folioX12+リマインダーズプロジェクト制作ディレクター)

□ 内容: 1日と2日はそれぞれ上映作品が異なります(それぞれの写真家の作品タイトルのカッコ内に日程記載)。是非、両日ご参加下さい。

全24本に及ぶ1)リマインダーズプロジェクトとpdfX12が収集したフォトジャーナリストによる写真プロジェクトのスライドショースクリーニングと2)フォトジャーナリストとしてこれから更に活躍が期待される写真家の公開ポートフォリオレビューになります。

※それぞれの作品上映前に日本語による説明を行いますが、英テキスト及びナレーションが含まれる作品上映中の日本語訳のサポートはありません。予めご了承下さい。

1)

●pdfX12寄稿者による作品タイトル(取材地名)

pdfX12とは毎月どのように制作されているか

編集者・後藤由美(pdfX12|photo documentary folioX12)

Munem Wasif: photographs(バングラデシュ)(12/1)

岡原功祐: Ibasyo – self injury among young Japanese(日本)(12/1)

Keith Judd: Paradise Lost(インド)(12/1)

Katharina Hesse: portfolio: China from below(中国)(12/1)

Jack Picone: 1200 Miles Life & Death on the Thai Burma Border(タイービルマ)(12/1)

Lourdes Sagade: PORTFOLIO(12/2)

Greg Constantine: Nowhere People: Unwanted and Stateless in Asia(アジア)(12/2)

Jean Chung: Maternal Mortality in Afghanistan: Where Women Die of Giving Birth(アフガニスタン)(12/2)

Anastasia Taylor Lind: No friends but the mountains – women of the PKK guerrillas(イラクートルコ国境)(12/2)

Moises Saman: Broken Promise(アフガニスタン)(12/2)

●これまでリマインダーズプロジェクトがコラボレーション活動をした写真家、前回見る機会に参加した写真家、今回あらたに参加をお願いした写真家によるプレゼンテーション

German Avagyan: Mental Institutions in Armenia(アルメニア)(12/2)

Theo Rigby: Under the Radar: Living Undocumented in America(アメリカ)(12/2)

亀山亮:カメンゲ精神病院(ブルンジ)(12/2)

後藤勝:対岸の肖像|BURAKUとのかけ橋(日本)※(12/2)

Victor Sira: Points of Entry(アリゾナ)(12/2)

森本徹:虐殺の記憶(コソボ)(12/2)

※人権啓発フォトキャンペーンプロジェクト「対岸の肖像」の撮影を担当した後藤勝とキャンペーンを主催した新大阪人権協会、取材対象者も参加するプレゼンテーションになります。
東京を拠点に活動している外国人フォトジャーナリストの作品
Irene Carolina Herrera: nikkeijin(ブラジル)(12/1)

James Whitlow Delano: Growing Pains China(中国)(12/2)

当日、写真家も会場に参加しています。
●新しいフォトジャーナリズムのあり方を模索し活動するコレクティブ、雑誌のプレゼンテーション

NEED MAGAZINE: Stories of Hope(12/1)

EVE PHOTOGRAPHER: MOTHERHOOD(12/2)
●フォトストーリーとはどのように作られるのか、編集者と写真家によるプレゼンテーション

編集者:朝日教之(朝日新聞社)+写真家:後藤勝

写真を選ぶ|どのようにフォトストーリーをつくるか
2)

フォトジャーナリストとしてこれから更に活躍が期待される写真家の公開ポートフォリオレビュー

山下隆博: Suicide Farmer's(インド)(12/1)

高木佑輔: 貧困のスパイラル(コンゴ)(12/1)

新拓生: 黙殺の視線(ビルマ・シャン州東部)(12/1)

写真家によるオリジナルのプレゼンテーションが行われます。