死ぬ気になれば何でも出来ると思えない程の苦痛を私は想像できない。しかし、それは彼らにとっての一瞬の日常だったのかもしれない。そして、そうやって否定してしまっている以上は歩み寄る余地すら存在しない。想像を超えた苦しみがそこにはある。現状を打開できない苦しみは誰にでもあるものだ。そこに連結させる事は容易ではない。彼らの過去を想像するパイプを創り、少なからずの打開策を模索させる可能性を導き出す一端になる事が私にとっての責任の取り方だ。そして、それを継続させる金を稼ぎ出す事が最も重要だ。

 彼らの為に、彼らを利用する事は善ではない。