焦ってどうにかなるものではないとは解っているものの、年の近い者や同級の者の活躍などを間接的に知るとどうしてもそれはやってくるもので、自分も酒を飲んでアニメなど見ている場合ではないなと思う。まあ、その焦りを押さえる事は、私がやっていると思える一瞬にしか過ぎずその間には必然的にそれを感じてしまうのだ。きっと他の人間もそう思っているのだと思う事は甘えの様にも思えてくる。いや、実際別にどうでも良い。そんな者を蹴散らすくらいの威力を持って自分がやっていけているという暗示や過信。主に過信。それだけが唯一の救いで重荷になっているという事には気づけなければもっと楽に立ち回れるのあろうが、そうも言っていられない。