あの三十分という枠の中で見事に完結させ、尚かつ感動まで与えられる作品というものはそうそうない。それがほぼ毎回という事に自身目頭がゆるくなりつつある。

 見えざるモノが見える少年の目を通して見せてもらう感動は実に普遍的であり、私達が逃しがちな感覚なのかもしれない。