多摩川を撮り始めてもう7年か8年くらいになる。正直行った事が無い所は源流付近くらいだ。何で多摩川か?と聞かれて明確に答えられないのは他と比べ様が無いからで、私は多摩川以外の川を知らないのだ。こと、東京に関しては江戸川、荒川、隅田川など有名な川がいくつかあるが、それらのどれ1つとして意識して見てはいない。

 そんな理由だけではないが、金八先生の印象しかない荒川へ行ってみた。

 初めての荒川が編めて言うのはあまり良い事ではないが、赤羽駅から歩いて向かうととりあえず隅田川に阻まれた。ここで初めて荒川と隅田川は一緒だという事に気付く。何を持って一緒かは知らないが、こんなに近い事を初めて思い知った。赤羽は一粒で二度美味しいという事だ。

 時間があまりなかったので川を見てさくっと帰る事になるのだが、第一印象として川幅が広い。こんな大河初めて!らめぇーってなんてしまう位の広さに加え近くにちょいちょい別の川を見渡せる辺りが実にクールだ。
 そして、ホームレスがいて、不法投棄があって、申し分の無い河川だった。はれていれば多分人も沢山いるのだろう。一度ゆっくり歩いてみたいと本当に思った。


 2010年と数え始めやすい年なので今年から徐々に荒川へも足を運んでみようと思う。