空模様は快晴、照る太陽は心地よいが、日が暮れるにつれ肌寒さを憶えた。


 脳梗塞で歩行が困難になった老夫婦。テレながらお父さんに「撮っても大丈夫か」と了解を得てくれた婦人。お父さんも照れているのか中々目線をくれないので必然的に時間がかかるが、それもまた良し。

 全体的に工事の件数が増えたように感じた。新しい橋を作っていた。あそこに橋が出来ると自分的には大いに助かるなと思う。

 3人の自称不良高校生達はノリノリで交渉に答えてくれた。終始笑っている子。いじられ役の子、男前の子。今学校では喫煙ではなく、ピアスを空ける事が流行っているそうだ。3人も例に漏れずピアスを空けていた。
 不良だろうが、荘でなかろうが、話してみると皆かわいらしいものだと思う。写真を撮られて照れるのは変わらないのだ。


 新年初の多摩川は天候にも恵まれて気持ちがいいものであった。が、線先日から続いた不眠労働により蝕まれた僕の足は歩く事を大いに拒んでいたのか、非常に疲れた。