2007-03-22 ■ 写真自論 世知辛くなる世の中と平行して、それを笑い飛ばしてしまおうといったムーブメントの様なものが巻き起こっているのではないだろうか。 全てとはいわないが、その世知辛い現実を知って尚その様なことが果たして言えるだろうか。その傾向が如実に現れた現代において、反戦ムーブメントや自由主義的な主張が一つのファッションになってしまっているように思う。 そんな事を言っている自分もまた笑い飛ばそうとしている現実が脈々と日常を蝕んできている。現実を忘れる為の笑顔もまた必要であろう。しかし、無知とは恐ろしいものだ。