自分の行動とその成果や影響というものはいつもいつも比例する様なものではない。むしろ、いつも期待を良くも悪くも裏切るものだ。
 いくら我武者羅に何かに打ち込んだとしても、それの跳ね返りとしてそれだけの成果を受けられるとは限らない。そして、それに気付いてしまった時の失望感というものは大抵大きなものだ。

 僕がこれだけ・・・僕がこんなにも・・・などという思いがその失望感の発端であろう。それが大きければ大きなだけため息を吐くものだ。


 いやむしろ僕は何も頑張っちゃいないんだ。ただ待っているだけの案山子みたいな者で、どうしようもないのだ。

 「得ようと思えばまず与えよ。」とは良く言ったもので、何かを得るにはやはり犠牲が必要である。

 「虎穴に入らずば、虎児を得ず。」何かを得ようと思ったならばまず自らが動かなければ、それだけの対価を得るのであれば、それだけの危険を冒さなければいけないのだ。


 そろそろ案山子も卒業だ。モーニング娘も卒業位出来る。俺にだって出来るはず。はず?


 命短し恋せよナンタラ