天気は良好。故に人は大勢。ゴールデンウィークという事もあって川辺ではバーベキューを楽しむ団体がチラホラと・・・というよりもワラワラと見受けられる。
 川で遊ぶ子供達、それを見守り静止する大人達。それに無関心な酔っ払い。正統な休日の風景といった所だ。


 カップルは踊っている。様に見える。彼女に指導されながら踊っている彼は25歳。今年で26になるという彼は僕の年齢を5歳も上に言いやがった。悲しくは無い。
 付き合って4年になるという彼らは快く撮影に応じてくれ「シリアスに!」なんていう僕の意味不明な要求にもこたえてくれた。採算の撮影にもい嫌な顔もせず?してたか?忘れたが応じてくれた。
 またも「キスをしてくれ」という要求にはこたえてもらえなかったのが心残りだ。


 なにやら楽しげな宴に一声をかけたのが終わりだった。注がれる日本酒。突き出される竹の子。実に美味なりと舌鼓を打っていたのが本当にダメだった。勿論写真はこれでもかというほど撮ったが、不意の飲酒により何故だか解からないが1時間以上もその宴に参加してしまった。
 そこに集まった皆が臼井さんという実にシュールな宴はフレンドリー且つ活気に満ち溢れていた。集合写真を撮るのに「臼井さん!こっち向いて!!」なんていうのも全然ありナ部分が実に愉快なり。
 ここら一体では彼ら曰く「最も格式ある苗字だ。」とのこと。


 ゴールデンウィークはじめという事もあり人は多くそこかしこで宴が開かれている。古き良きとはいいがたいが、これが正統な多摩川像の断片なのだと改めて痛感し、人の優しさと大らかさに触れられた一日だった。今後もどんどん参加してただ酒を食らいたい。是非とも。