実は自分が写真をやっているという事が嫌なのかもしれない。どこか人間的では無いような気がしないでもない。人間的とは?と、問われてしまうと狼狽してしまうが、何となくそんな気がしてならないのだ。
 かといって、やめてしまおう!という勇気もさらさら無く、ただダラダラと続けるのも申し訳ないので、何とか動いてみせる。

 動いて見せて、褒めてもらって、嬉しくなって、続けてみて、嫌になって・・・それでもどうにかやってみて、そうやってめかし込んだ理由を捲くし立てて無理やりやっているのかもしれない。