私がインドを訪れた時は丁度雨期でした。デカン高原は比較的モンスーンの影響を受けないと聞いていたので「大丈夫だろう。」と安易に思い込んでいました。やはり現場につけばアクシデントはつきもので、予想外にも雨の日も結構あり湿度もそれなりに高かったのです。(蚊取り線香を開けて1日2日放置していたら湿気って使い物にならなくなる程度)
 そのせいで済みフィルムが密着してしまうという最悪極まりない状態になってしまいました。正直半分生きてたら幸運。精々雨の振っていなかった日のくらいはと言っても一日しかなかったのだが、それだけでも生きていてくれたらなあ。位の気持ちで現像に出した訳です。

 しかし、そこは天下のHCL様バッチリ上げてきてくれたではないですか!と言っても、ネガの状態を見て大丈夫そう・・・と言うだけで実際プリントをしてみないと解らない訳だが、正直ありがたい。 乳剤面が上のフィルムのベース面に持っていかれてしまうに違いない!と聞いていたのでビックンビックンしていたわけです。あまり人を脅すもんじゃないです。

 兎にも角にも、無事気味に上がってきたので一安心しています。便の調子も改善されてきているのでようやくまともな生活が出来そうで一安心です。