天気は良好。桜を見る人が沢山いた。


 女子高生の集団を見つけた。何故だか撮らなければいけないという衝動に駆られて意を決して声をかけてみた。総勢20〜30はいた様に記憶している。そんな彼女達は琴部だった。まさかの琴部だった。近くの高校の琴部だった。しかも何故か小尾様ゲームをやっていた。混ぜてく欲しい事を伝えると笑われた。けど、楽しかった。青春だなーって思った。


 何故だか、あまり覚えていない。ひたすら時間移動について考えていた。世界が一秒未来に進むのに必要なエネルギー量とその物質について考えながら歩いていた。物理学者でもないのでさっぱり解らなかったが、それだけで歩ききった様な10キロメートル。



 翌日は友人と花見がてら多摩川へまたいった。何故か友人の配慮でおばあちゃんと話しながら撮らせてもらった。花見の時くらいしか小田急のちょい京王よりの道には人が集まらない。そう思った。