何だか毎週行っているのは友人との酒の肴的企画のおかげだと思う。そんな今日は天気も曇天でこの時期ならではと言い聞かせてみる。なんだか野球が異様に眼につく六郷土手をナメりながらひたすら上流へ向かう。目標は二子玉・・・


 そんな道ずがら川の鯉がパクパやっているのを眺めていると自転車に乗った老人が鳩に玄米をまき始めた。(本人談)しばらく鳩と老人床井を眺めて、なんと無しに声をかけてみるとそこから話は1時間くらいに及ぶ経済と、人間の日本人の食生活に及んだ。
 山形出身だと言う彼はガス橋より下流に来るのは珍しい事だと言い、肉は食わないと言った。私達日本人は昔から魚ばかり食っていたのに、肉をいきなり食ってしまうと体のバランスが崩れるのだという彼はそんなに健康そうな体つきではなかったが、不健康にも見えなかった。
 何人かの写真家と知り合いだと言い、昔父親が持っていたカメラの話をしていたのが印象的だった。これからの社会を大いに危惧していたが、自分は年金生活なのでそこまで気にするなと人に言われるが、そうとも言っていられないそうだ。


 耳障りの良い音楽が耳に流れ込む。ベースとドラムとキーボード。そんな感じのジャズィーな音楽は嫌いではない。

 そんな曲に誘われる様に近づいていくとペインティングも同時にやっていて増々興味を引かれたのでしばらく見ていた。今回はどうやら今月の17日に渋谷でやるライブの打ち合わせだそうで、音楽とペインティングを合わせるのが実に難しそうだった。(彼らもそうだと言っていた)
 彼らの詳しい情報はhttp://www.lofi-net.com/で。
 やはり大勢だとぶつかりあう事はあるけれど、それを表現に消化していく事が一番の解決方法だと言っていた。とても羨ましいと思ったと共に、代表の5さんの一人で作っている時は寂しい的(詳細は忘れたがそんな感じ)な事を言っていたのは共感が持てた。でも、奥さんは美人だったので嫉妬した。


 今日は何だか野球がもの凄くて、多摩川高校?の野球部の声のかけっぷりに若干引いた。「声を出してない奴はやり直せ!」私まで「マジかよ!?」と思ってしまうほどの迫力はやはり高校生なのかな?とも思ったが、自分も野球をやっている時はよくそんなことを言われたなぁと思い出してしょうがないと納得してしまった。

 多摩川終わりの飲酒は友人と過ごした。多摩川で飲む酒は旨い。そして、フジの新人賞は落ちた。バッチコイ!二子玉は遠すぎる!!