真実を知りたいと、知りたいと思って写真をやっていたってそれだけでは真理なんて解らないのかもしれない。写真を初めて7年か8年になるが私は未だに真理の外周をクルクルと回りその表皮にすら触れる事が出来ていない。果たして何が真理なのかという事すら解っていないのに、それに触れようということが間違っているのか、それとも、そもそも真理なんてものはないのか、それすらも明確ではないのに私は何をやっているのだろうか。

 私の配慮の行き届かない行動や言動で一人の人を傷つけてしまっているようではそんな真理などと言っていられないのではないのだろうか。今までの様な言動に間違いはなかったと信じたいが、対象が変われば言動も改めなければいけないのだろう。
 自分が変わっていく事が全て心地いいとは思わないが、それがなければ何も変わっていかないのだろうと私も気付いている。