正直私は原発に感謝すらしている。その存在がなければ私はあの土地を、あそこに住んでいる人々を愛おしく思う事なんて出来なかっただろう。
 私は非常に希薄人間で終わってしまう所だったのかもしれない。原発があって、外の人間が何かガヤガヤ言っている事を目にして考えて、写真を撮ってようやく私の田舎が置かれている状況を少なからず理解出来てきて、それが何だかヤバいとかそんなふうに感じられる様になってきた。

 しかし、それは反対派というストレートな感情だけで収まらないで、そこで過ごしていた自分もいるし、そこで過ごしている人もいからこそ、正直いまいち掴めていないが、私の思う危機感の様なものをこれ以上増やさない方が良いという事は言える。


 でも、こんな中途半端な事言ってるから駄目なんだよなー