主にセルフドキュメンタリーな作品が多数有った。中でも一人位しか、「おっ」と思うようなものは無かったが、その作品のシークエンスがとても参考になった。
 風景の連続の中にあるあたかも日常であろう断片的イメージを散りばめるという作戦はにくいなぁ。

 後、コレは明らかに金村修の息がかかっているのではないのか!?と思わざる終えない作品があったが、本当にその方は金村修氏のワークショップに通われているそう。
 写真家個人のワークショップへ行ってしまったらお終いかも知れない。と本格的に思った。そして、自分の恩師が相当寛大なお方だということを改めて実感した。


 馬鹿みたいな量を見せた挙句、「素朴で良いよ。出してみたら。」と言う言葉をいただいた心底うれしいものだ。問題は採取と削除だ。この行為が写真行為の中で一番苦手な分野だ。というか、本格的に苦痛。


 さすがに4.5時間もイメージの羅列を見続けるのは脳みそがとろけそうになる。