今日NYCから帰ってきた友人と久しぶりに飲んだ。彼とは歳が離れている割に毎月我が家にて例会と称し色々話をしている。

 その事実があまりにもセンセーショナル過ぎて思わず最初は笑ってしまった。が、それはあまりのも純粋であり、僕らとちっとも変わらないという事実の裏にある真実を知ると多少の疑問を抱くものの、やはり変わりはしないのだというある種の安堵感を抱いた。


 僕の知る現実と、彼の知る現実。全く違う現実を突きつけられた時の衝撃、それはやはり驚きだがその後のその世界に対しての親近感のようなものの違いはやはり否めない。そして、何よりも嬉しい事はそれを僕に打ち明けてくれたという事だ。


 相変わらず彼はいつでもアグレッシブかつ、ストレンジャーな人間だと今日確信した。彼は僕の出合った中での変わった人間ランキング1位を揺るぎ無いものにしていった。