「アニメ、ダメ絶対!!」と思ってから最早4ヶ月が過ぎてしまった。


 最早僕はアニメ抜きには生きられない人間になってしまったのかもしれない。今では「天元突破グレンラガン」「らき☆すた「ぼくらの」スカイガールズ」と現在オンエアー中の作品を毎週楽しみに生きていると言っても過言ではない位だ。

 過去の作品も「涼宮ハルヒの憂鬱」「フルメタルパニック&ふもっふ」「NHKにようこそ!」「苺ましまろ」などこれでもかといわんばかりに見入ってしまう。
 何だかもう、無条件にアニメであれば良いのではないのかと思ってしまう勢いだ。


 「萌え」という文化がある。これは実に巧妙であり、僕らを惑わせるに十分な力量を持ち、それでいて理にかなっているのだ。
 世の中には女性が居る。がしかし、如何せん理想という名の妄想を具現化している様なそれこそ具現化したような女性というものは存在せず。それでいて、そういった突飛な現実も世の中には存在しない。
 故に求めるものが多すぎる人間達はそういった、二次の方向へと向かわざる終えないのだ。

 いや、逆説もありえる。二次を知ってしまったが故に四次に対しての抵抗もしくは嫌悪、あるいは不合理を感じてしまうのかもしれないということだ。
 いわんや、僕らはホトホト現実に飽き飽きしているのかもしれない。もしくは、現実が気厳しすぎるが故の行動なのかもしれない。


 僕は逃げたい!現実から逃げたいのだ!!故にアニメを見る!そう言ってしまえば落とし前が付きそうなのだ!!ってか。