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- 作者: 内原恭彦
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: ペーパーバック
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終盤に従ってそのものに対しての執着心の様なものが強固になる下りも今後の変化を臭わせるあたりがそこはかとなく恐ろしさを感じさせる。
そして、やっぱりインクの匂いが凄かった。
- 作者: 坂口トモユキ
- 出版社/メーカー: 蒼穹舎
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: ハードカバー
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一つに陰が複数あるという事であろう。スタジオワークではタブーとされている事であり自然界においてあってはならない映像。それに加えてパンフォーカスというカメラであるからこその映像。この二つが大きな違和感の要因だと私は思う。
その映像から生まれる見る側の不信感というものを見事にかき立てる作品だと思う。
この二つの作品は価格帯も同じで同時期に発売されたという事を抜いても、後々対になって語られていく作品では無いだろうか。そして、この二つの作品は日本写真史においてある一つのターニングポイントになる事だろう。と、おもった。