晴天。気の早い桜を除いては変わった事は一つもなかった。

 その気の早い桜の下には「桜を大切にしましょうby桜愛好会」という段ボールに書かれた貧そな看板が一つ。一本だけあるそれはまだまだ発展途上で、何とも弱々しいものだった。

 突風が吹き荒れる中野球をする人達。目に砂が入りたびたび中断する。打とうとして寝たら30分40分経過していて焦る。屁をこいたと思ったら少しだけ出て焦る。今日は下流で正解だ。便所が沢山ある。川沿いの飲み屋とか川カフェはなくなっていた。カップルが目につく。