友人が結婚をして子供を産む。その一連の流れの中に私も少なからず関与させてください。いやらしい意味じゃなくて。
 そんな感覚を覚える今日この頃の中に自身の幸せを見つけていく事は酷く困難な事に思えてしょうがない。

 いやいや、本当に喜ばしい事だと思っているけれど、心から嬉しい事だと思っているけれど、それが私の本心なのかと問えば、両手を上げて肯定できるものではないという答えしかでてこない。

 私は最低なのかもしれない。人に「おめでとう」と言うのは、自分が「おめでとう」と言ってほしいからだけなのかもしれない。

 そんなふうに考えてる自分がもっとも嫌いでしょうがない。もっと無心に事を運んでみたい。