当たり前だけど人にはそれぞれ自身の理屈というものがあるはずだ。自身にとって当たり前だとは言いがたいものの、こうだと思って疑わない事があるはずだ。それは、他人に言っても多分理解されないし、別の理屈を持っている人間がそんなものを聞いてもいまいち理解出来ないものだと思う。そして、それが強固になればなるほどにその理屈は作用反作用のフリ幅が大きくなるのかもしれない。
 大して理解はしていないが、思想というものが人々を引き寄せ政治や宗教に大きく影響を与えたり作ってしまったり出来てしまった様に個人間でも大きな影響を与えてしまうのだろう。寄り付く人は寄り付き、去る者はもの凄く去って行ってしまうのかも知れない。

 様々な理屈がはびこる世の中で波風たてない事はもの凄く神経を使う作業かもしれないが、それを上手く制御出来る人間に収まってしまうのは良いのか悪いのかとか、制御出来ない人間は良いのか悪いのかとか、よってくるものだけで良いのか悪いのかとか、そういった事はいまいち解らないと言うかどうでも良いやとか考えちゃってるのはどうなのかとか、色々考えてしまう相手に会えたのは幸せな事なのかもしれない。