晴天。まだまだ花見は出来るはず!そんな天気とサクラの散り具合だった。

 二子玉川は絶賛護岸工事まっただ中で、その傍らでは川カフェがオープンしていて盛況だった。一度で良いから行ってみたい。

 護岸工事の方は4メーター近くの物が出来るという事もあって、大部外側の土地が堤防と化すらしく「僕達を切らないで」とサクラの木には黄色いポンポンと共にラミネートされた反対分が見ていて実に面白かった。
 昔から住んでいる人達にとっては今年が見納めとなってしまうばかりか、目の前の風景ががらりと変わってしまう訳で、毎年の様にしていた花見とうか、慣れ親しんでいたサクラが切られてしまう事に対しての寂しさはひとしおなのであろう。
 「1メートルで十分。何故4メートルもの堤防が必要なのか」という反対文が何故だかもの凄く心に残っている。少なからず近隣のことを考えているかもしれない国交省と、景観をや思い入れを考えている住民双方のせめぎ合いがここまで露呈している風景は多摩川では初めて見る。

 二子玉川駅から少し下流に行った辺りのグリルなカフェ?ダイニング?的な所も盛況で、先に上げた抗議の文や工事のオレンジ色の網網とかロープやフェンスの傍らで楽しそうに過ごせるってのもなんだかなーと思わせてくれて良かった。