空は雲がちらつくが清々しい天気だ。人も多く週末の装いだ。てか、最近週末しか行ってない。それにしても風邪が辛い。


 様々なシュチュエーションでキャッチボールしている二人の少年を10分くらい見ていたら何だかキャッチボールをしたくなってきたので仲間に入れてもらう事にした。
 数球投げたら勘が戻ってきて、さらに数十九投げたら肩が痛くなってきた。やっていないとすぐに駄目になるという事の証だ。それは多分写真も一緒だろう。そんなわけで、彼らを撮らせてもらう。
 中学二年生だと言う彼らの所属している野球部はそこそこ強いらしく地区の大会では二位だそうだ。二人は中学校から知り合いピッチャーとキャッチャーという関係で、彼女がいるのかというといには微笑みで返してくれた。実に想像をかき立てる答えに何か興奮した。
 後、未だにパワプロはそこそこはやっているらしいが、プロ野球スピリッツというゲームの方がリアルで良いという事を教えてもらった。


 多摩川河口。そこに破棄で出来たベンチやテーブルがいつの間にか出来ていて驚かされたものだ。そんな驚きの根源に出会った。彼はそれほど太くないベンチにバランス良く寝そべり上半身を太陽にさらけ出していた。川崎の×××(聞き取れなかった)に済んでいると言う彼はここに毎日の様に来るという。そんな彼は仕切りに写真を何に使うのかを訊ね、「出さなきゃ駄目だ」と私に言ってくれた。(多分使いますよおじさん)
 太陽に照らされ続け太であろう肌はこんがりと焼け、皮が剥けてしまう程であった。酔っぱらってるのかは定かではないがおぼつかない足取りと饒舌ではない喋り方が特徴だ。


 カメラがいうことをきかなくなった場所から歩き始めて不意にその記憶が蘇り無駄に空シャッターを切るところから始まった今回は風邪のつらサバk裏が際立ったが、そんな事なんておかまい無しに太陽はサンサンと照らし、何だか分けの解らない気持ちになりながら歩いているとやたらとシジミ狩りをしている人が眼についた。初めて見る光景になんだかワクワクしているとヘリポートが出来ている事に気付きながらよって見るとその先に川崎大師が見えて異様な感じだなーと思いながらひたすら河口に向かってもシジミ狩りなものだから笑えてきた。反笑いになりながら右を見ると白バイの訓練が行われていて「テメー目ん玉付いてんのか!!」と言う罵声が聞こえてきたので金タマが縮こまってしまったという、今回はとりあえず下流川崎味の素有形文化財な日だったなーと思いました。