快晴だった。多分熱かった。ダラダラと歩きながらカヌー教室を見ていた。橋の上から見ていた。それは虫の様に水面を蠢き様々な形に変わっていた。その脇の道を警察が歩いていた。最近流行のレイヴ的な何かを注意しにきた様だ。次第に音が小さくなるのを右耳で確認しながら右岸に降りてバーベキューをのに匂いを嗅ぎながらさっきのレイヴを確認してみるけど、やっぱり素直だ。二子玉とは違うなとそのぬるさに感心しながら全身で日光を浴びる。歩く。時計が目を引くホームレスホームに住むおじさんと30分話した。話しただけだ。話しただけである。もはや私に何の気力も残っていない。